Windows 10 MSの電子共有ホワイトボード「Microsoft Whiteboard」の使い方って

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ずっとプレビュー版でテストが続けられてきたマイクロソフト謹製の電子ホワイトボードアプリの「Wicrosoft Whiteboard」が遂に正式リリースになりました。

複数のPCで同じ電子ホワイトボードを共有して作業が出来ますので、遠隔地との間のコラボレーションワークに一つ大きな変革をもたらすぐらいインパクトのあるアプリになる可能性があります。

この記事ではWicrosoft Whiteboardに使い方を簡単に説明していきます。

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インストールはストアから

このアプリも最近のWindows 10向けアプリの多くと同じくUWP版のアプリになっています。インストールはマイクロソフト ストアから行ないます。

インストールを行なうには、まずはタスクバーの手提げ袋アイコンなどから

ストア アプリを起動します。

ストア アプリが起動したら右上にある検索用のフィールドに「white」あたりを入力してアプリを検索します。

検索結果をクリックしてMicrosoft Whiteboardのページを開きます。

「インストール」ボタンをクリックするとアプリのダウンロードとインストールまでが行なわれます。

インストールが完了すると「インストール」のボタンが「起動」に変わります。

このボタンをクリックするとWhiteboardアプリを起動できます。

初期設定的なもの

ホワイトボードアプリが起動すると英語メッセージですが利用規約に同意するかどうかの確認画面が表示されます。問題がなくホワイトボードアプリの利用を開始するなら「Accept」ボタンをクリックします。

次の画面で「Get Staredt」のボタンをクリックすると、

初回起動時のみごく簡単なチュートリアル的なものが表示されます。

Microsoft Whiteboardアプリが起動すると初期状態ではこんな画面になります。

このアプリは基本はMicrosoftアカウントにログインした状態で動作します。

この例ではWindows 10へのサインインをMicrosoftアカウントで行なうパソコンを使っていますので、Whiteboardアプリも自動的にMicrosoftアカウントでサインした状態になります。

Windows 10へのサインインをローカルログインで行なっている場合には、アプリ起動時にMicrosoftアカウントへのサインインを求められると思います。

まずはホワイトボード共有の方法から

本来でしたらホワイトボードにあれこれ描画するための方法から書いた方がいいのかもしれませんが、そのあたりの機能は「Windows Ink」のコア機能をベースにしていますので、Windows Inkのワークスペースなどと使い方が共通です。

ですのでこのアプリならではの機能であるホワイトボードの共有方法から説明します。

とは言ってもこのやり方もとても簡単で、アプリのウィンドウ右肩にある人の形をした色のついたアイコンをクリックして、

表示されるサブウィンドウに載っているURLをホワイトボードを共有する相手に知らせます。

ホワイトボードを共有する相手ユーザーにそのアドレスをブラウザで開いてもらいます。

すると次のページが開きますので「Whiteboard セッションに参加」をクリックすると、使うホワイトボードを共有する形でMicrosoft Whiteboardアプリが起動します。

あとは双方のアプリの中でホワイトボードに書き込んだ内容などがほぼリアルタイムで共有されます。

今後、Webアプリ版のMS Whiteboardがリリース予定になっていますが、Webアプリ版へのリンクもこのページに掲載されることになるのではないかと思います。

今のところWindows 10以外のネイティブなアプリの開発は予告されていませんがWebアプリ版をブラウザから利用することで、Windows 10以外のOSを搭載するデバイスでも電子ホワイトボードの共有が行えるようになります。

描画等の機能の使い方

Microsoft Whiteboardアプリの各種描画機能は上にもちらっと書いたとおりWindows Inkの機能の一部そのものです。このため使い方、使える機能もそのままと考えてOKです。

使える機能は画面下のツールパレットに並んでいます。

ツールパレットの一番左側のボタンで各種ペンを呼び出せます。

Windows Inkベースの機能らしくWhiteboardでも定規が使えます。

左から2番目のボタンで画像を読み込んでホワイトボードに貼り付けることが出来ます。

左から3番目のボタンは付箋の追加です。

左から4番目のボタンはその他の機能がまとめられています。

カメラのついているパソコンならば、カメラからの画像取り込みも可能です。

その右に並ぶ二つの曲線矢印はアンドゥとリドゥ、取り消しとやり直し機能です。

アプリ内の共有可能な電子ホワイトボード上で付箋紙が扱えますから、すぐに思いつくところだと付箋紙を使ったブレインストーミング、あれを遠隔地の協業を行なうユーザーとの間で実行することが可能になります。

音声チャットなどを併用しながらのテレワークでの会議の内容、効率が一新される可能性のあるアプリだと言えるでしょう。

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