Windows 10、プレビュー版をクリーンインストールする方法

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既存のWindowsに上書きする形で行うアップグレードインストールではなく、まっさらなディスクに新たにWindows 10をインストールする手順をまとめてみます。
(2015/7/2現在、Windows 10インサイダープレビュー版、ビルド10130のインストーラを利用)

ISOイメージをダウンロードする

win10ip_iso_dl01

Windows 10をクリーンインストールするためには、まずOSのインストール用の「ISOイメージ」ファイルを入手する必要があります。
このファイルは、インストール用DVDの中身を丸ごと少し特殊な形でコピーしたものです。

ISOファイルをまるごとDVDに書き込むことで、インストール用のDVDを作製することが出来ます。

正式版が発表されるとまた別のアドレスになるはずですが、2015年7月現在のプレビュー版は、下記マイクロソフトのページから入手することが出来ます。

http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/preview-iso

起動可能なインストール用DVDを作製するには、ダウンロードしたISOファイルを右クリック、そのメニューの中に出てくる「ディスクイメージから書き込み」でISOファイルをDVDにコピーすることが出来ます。

USBメモリから起動することが出来るパソコンの場合は、USBメモリを起動可能なインストール用とすることで、より短い時間でWindows 10をインストールすることが出来ます。

起動用のUSBメモリを作成するには、マイクロソフトが無償で提供してくれている「Windows USB/DVD Download Tool」を利用するのが簡単です。
ツールのダウンロードページはこちら(英語)です。

Windows 10のインストール

ブート可能なインストール媒体をパソコンにセットして起動すると、インストーラが起動し最初の入力画面としてインストールする言語などを選択するなどの画面が開きます。

Win10_inst_01

プレビュー版のビルド10158版で既にインストーラも日本語対応済み、OS本体も日本語対応済みで、最初にインストールする言語に日本語を選んでおけば、最初にWindows 10が起動するときから日本語表示が標準となるようになっています。

すぐにインストールを行う選択をすると、利用ライセンスに同意を求める画面が出てきます。ここで同意しますにチェックを付けて次に進みます。

Win10_inst_02

次に入力を求められる箇所では、アップグレードインストールかカスタムインストールかを問われます。アップグレードインストールではなく今回はクリーンインストールを行いますので、「カスタム」を選んで、Windows 10本体のみをインストールします。

Win10_inst_03

このあとインストールするディスクを選択して先に進めると、ファイルのコピーや展開はかなり早く進行して、初期設定の画面に切り替わります。

Win10_inst_04

ここで「簡単設定を使う」を選ぶと、ほとんどの設定をインストーラ側で適切なもので行ってくれて、ほとんど人間がタッチすることなくアカウントの設定画面まで進みます。

Win10_inst_05

ネットワークケーブルを繋がない状態でインストール作業を行うと、画面のようなローカルアカウント作成の画面になります。ネットワークに繋がった状態でのインストールでは、ローカルアカウント作成とマイクロソフトアカウントとの紐付けのどちらを行うかを選択する画面に切り替わります。

ここでローカルアカウントを作成しても、あとからWindows内でマイクロソフトアカウントとの紐付けを行うことも可能です。

人間がインストールでタッチする部分はこれだけです。あとは、インストーラが勝手に初期設定を行ってくれて、無事、インストールが完了、デスクトップ画面が表示されるようになります。

Win10_3

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