さらにモバイルWS色を強めた三代目、Quadroも選べるSurface Book 3登場

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ノートブックタイプに近い使い勝手を実現した2in1 PCで、このタイプのマイクロソフト製PCの最上位機種となるSurface Bookシリーズに三代目が登場しました。

CPUはインテル最新の第10世代のCoreプロセッサになり、外部GPUもNVIDIA製の最新シリーズに更新してさらにパワフルになったSurface Book 3です。

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プロ向けGPUのQuadroも選べるように

Surface BookシリーズはSurfaceシリーズの中でもハイパワーな機種で、ちょっと頑張れば出先への持ち運びも可能なサイズ・重量を実現したマシンです。

パワフルで中位以上の機種では外部GPUも搭載して描画性能も高く、モバイルワークステーション的な性格を持つ機種です。

今回登場した第3世代のSurface Bookはさらに処理性能を増してよりモバイルワークステーション的な性格を強めてきた印象があります。特に最上位機種ではプロ向けのGPUであるNVIDIA製のQuadroの最新シリーズを選択可能になりました。

リアルタイムレイトレーシングに対応した「RTX」シリーズのチップですので、3D CG作成の用途でもパワーを発揮してくれるはずです。

その他のスペック

冒頭にも記載しましたが、Surface Book 3ではCPUが最新の第10世代のCoreプロセッサに変更になっています。恐らく4コア8スレッド対応のチップが搭載されているのではないかと思われます。

ノートPC向けのチップとは言え、かなりのパワーを発揮してくれるでしょう。

エントリー機では外部GPUを搭載せず、CPUに統合されているGPUを使って描画を行ないます。

今回もSurface Bookシリーズは13.5型液晶と15型液晶を搭載する2ライン構成ですが、少し小さなサイズとなる13.5型タイプでは、搭載される外部GPUはGeForce GTX 1650となります。排熱処理の関係でTDPが小さなチップを選択したのでしょう。

15型モデルではこれに加えGeForce GTX 1660TiやQuadro RTX 3000といったかなりハイパワーなGPUを選択出来ます。

これらのGPUを搭載したモデルならかなり本格的な3Dゲームにも対応可能ですので、モバイルワークステーション用途だけではなくゲーミングノートPCとしても活用できそうです。

メインメモリは最大32GBが選択可能になり、さらに高度なタスクに対応できます。内蔵ストレージは256GBから最大1TBのSSDがチョイス可能です。

価格はdGPUレスのエントリーモデルが19万円ほど。最上位のQudro搭載モデルは40万円を超えます。

Surface Dock 2を使って外部ディスプレイを2つ接続出来るなど拡張性も十分で、よりさまざまな用途に対応可能な高性能機となっています。

⇒ Surface Book 3 公式サイト

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