VAIO Phone BizにもCreators Updateが。サポート全端末に配信へ

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Windows 10のCreators Updateが配信されてから半年近くが経過しましたが、ようやくマイクロソフト側はサポートする全端末へのCreators Updateの配信のGOサインを出したようです。

手元のWindows 10 MobileスマートフォンであるVAIO Phone Bizにもようやくアップグレード処理がかかりました。

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Mobile版ではあまり大きくない見た目の変化

実はWindows 10 MobileではCreators Updateを導入しても表向きの見た目で大きな変化が現れる部分は少なめです。

デスクトップ版に導入されたスタートメニューのタイル部分にフォルダを作れる機能は、実はMobile版では最初から導入済みで、むしろMobile版からフル機能版への逆輸入的な機能になっています。

ただ、内部的にはしっかりとバージョンアップが行なわれていて、フル機能版と同様にUSBオーディオクラス2.0への対応が追加になりました。

手元の本来はAndroidOS向けのUSB DAC内蔵ヘッドフォンアンプが、きちんと認識できて高音質での音楽再生などに対応できるようになっています。

今後はサポート機種が絞られていく予定

実はCreators Updateでも旧世代のCPUを使った機種のサポートが停止されています。

具体的にはATOMのZ2000番台のチップがサポート対象外となり、通常の方法ではCreators Updateの導入が出来なくなっています。

今後は同様の形で、性能面で微妙な面が出始める古いチップ、性能の低めのチップのサポートが打ち切られていく可能性があります。

Creators UpdateではSnapdragon 600番台を搭載するWindows 10 Mobileスマートフォンはサポート対象に含まれましたが、今後どうなっていくかがちょっと微妙な立ち位置です。

マイクロソフト自体、Windows 10 Mobileへの注力度合いがかなり落ちている感じですので、ますます立場が微妙になりそうです。

ただ、プレビュー版でのWindows 10 Mobileの開発、リリース自体は継続して行なわれ続けているようです。マイクロソフトが今後どう動いていくのか、IP版のウォッチもしておく方が良いのかもしれません。

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