Windows 10 November 2019 Update配信開始!

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3週間ほど前にWindows 10の今年秋の大規模アップデートのリリースプレビュー版が出来上がり、インサイダープログラムのプレビューリングで公開されていました。

その後大きなトラブルは報告されていないようで、November 2019 Updateとして正式に配信が開始されました。

今回のアップデートはこれまでの年2回の大規模アップデートとはちょっと異なる形での配信になっていて、「大規模ではない」大規模アップデート(?)になっています。

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普通のWindows Updateと同レベル

今までの大規模アップデートは、OSのバージョンアップを伴うアップグレードに近いイメージのインストールといった趣の更新になっていました。

このためアップグレードプログラムのサイズが膨らみ、更新作業にはそれなりの時間を要していました。システムドライブにSSDを使っているパソコンでも30分程度は更新作業に時間が必要となる規模でした。

これに対し今回のNovember 2019 Updateは、通常の再起動を伴うWindows Updateと同レベルの更新に留まっています。わずかな処理時間と1回の再起動だけで作業は完了します。

手元のあまりパワーのないモバイルノートパソコンに最初に適用してみましたが、トータルでもわずかに数分程度の時間で適用が完了しました。

今回は更新に備えて「構える」必要はなさそうです。

大きな新機能はなし

今回の大規模ではない大規模アップデート、更新時間が短いのに比例するように追加になる新要素はかなり限られたものになっています。

目玉となるような大きな新機能の実装はなく、そういった更新は次回の2020年春の大規模アップデートまでお預けとなりそうです。

新要素

November 2019 Updateで追加になった新要素は以下のようなものです。

  • スタートメニューのUIの微改良
  • タスクバーの日付をクリックして表示されるカレンダーからスケジュール登録
  • アクションセンター上部に設定へのリンク新設
  • (ファイル)エクスプローラーの検索強化

新機能、と呼べるレベルの内容はない、と言う方が近い更新になっています。

インサイダープレビュー版では2019年春から2つのビルドが並行して評価されていて、新機能の方は主に2020年春にリリース予定と思われるバージョンの方でテストが行なわれていました。

結果としてはプレビュー版で展開されていた方向性に沿った更新になったようです。

新要素も少ないことから、今回のアップデートは比較的すぐに多くのマシンに配信されることになりそうです。

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