Windows 10でWindowsフォト ビューアーを使う方法

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Windows 10では既定の画像表示用アプリがフォトアプリに変更になりました。ですが内部的には、Windows 7などで使われてきた画像表示用の「Windows フォト ビューアー」がきちんとインストールされた状態になっています。

ですが通常はスタートメニューにショートカットが登録されておらず、Windows 10自体も画像を開くアプリとして認識していないため、画像を開くアプリとして利用することがほぼ出来なくなっています。

この状態はレジストリの修正で解消でき、Windows 10でもWindows フォト ビューアーを利用することが出来るようになります。

この記事ではレジストリの修正でWindows フォト ビューアーを使用できるようにする方法を説明します。

レジストリ修正によるシステム変更は自己責任の下でお願いします。実際に修正を行なう前にはシステムの復元ポイントを作るなど、システム側のバックアップ対策も重要です。
⇒ Windows 10でシステムの復元を利用する方法(復元ポイントの作成/システムの復元)
⇒ Windows 10でレジストリのバックアップとリストアを行なう方法

もし、レジストリに手を加えたくない場合は専用アプリにて設定する方法もありますのでそちらの方法を試してみてください。
⇒ Windows 10でWindowsフォト ビューアーを使う、専用アプリで簡単に復活させる方法

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Windows 10でWindowsフォト ビューアーを使う

Windows フォト ビューアーを復活させるためのレジストリの修正量はかなり大きなものになります。このため手作業でレジストリエディタを操作するには全く向いていません。

以下に修正内容のデータを載せますので、こちらをコピペして利用してください。

まずは下記をコピーしてメモ帳に貼り付けます。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CLASSES_ROOT¥Applications¥photoviewer.dll]

[HKEY_CLASSES_ROOT¥Applications¥photoviewer.dll¥shell]

[HKEY_CLASSES_ROOT¥Applications¥photoviewer.dll¥shell¥open]
“MuiVerb”=”@photoviewer.dll,-3043”

[HKEY_CLASSES_ROOT¥Applications¥photoviewer.dll¥shell¥open¥command]
@=hex(2):25,00,53,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,52,00,6f,00,6f,00,74,00,25,¥
00,5c,00,53,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,33,00,32,00,5c,00,72,00,75,00,¥
6e,00,64,00,6c,00,6c,00,33,00,32,00,2e,00,65,00,78,00,65,00,20,00,22,00,25,¥
00,50,00,72,00,6f,00,67,00,72,00,61,00,6d,00,46,00,69,00,6c,00,65,00,73,00,¥
25,00,5c,00,57,00,69,00,6e,00,64,00,6f,00,77,00,73,00,20,00,50,00,68,00,6f,¥
00,74,00,6f,00,20,00,56,00,69,00,65,00,77,00,65,00,72,00,5c,00,50,00,68,00,¥
6f,00,74,00,6f,00,56,00,69,00,65,00,77,00,65,00,72,00,2e,00,64,00,6c,00,6c,¥
00,22,00,2c,00,20,00,49,00,6d,00,61,00,67,00,65,00,56,00,69,00,65,00,77,00,¥
5f,00,46,00,75,00,6c,00,6c,00,73,00,63,00,72,00,65,00,65,00,6e,00,20,00,25,¥
00,31,00,00,00

[HKEY_CLASSES_ROOT¥Applications¥photoviewer.dll¥shell¥open¥DropTarget]
“Clsid”=”{FFE2A43C-56B9-4bf5-9A79-CC6D4285608A}”

[HKEY_CLASSES_ROOT¥Applications¥photoviewer.dll¥shell¥print]

[HKEY_CLASSES_ROOT¥Applications¥photoviewer.dll¥shell¥print¥command]
@=hex(2):25,00,53,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,52,00,6f,00,6f,00,74,00,25,¥
00,5c,00,53,00,79,00,73,00,74,00,65,00,6d,00,33,00,32,00,5c,00,72,00,75,00,¥
6e,00,64,00,6c,00,6c,00,33,00,32,00,2e,00,65,00,78,00,65,00,20,00,22,00,25,¥
00,50,00,72,00,6f,00,67,00,72,00,61,00,6d,00,46,00,69,00,6c,00,65,00,73,00,¥
25,00,5c,00,57,00,69,00,6e,00,64,00,6f,00,77,00,73,00,20,00,50,00,68,00,6f,¥
00,74,00,6f,00,20,00,56,00,69,00,65,00,77,00,65,00,72,00,5c,00,50,00,68,00,¥
6f,00,74,00,6f,00,56,00,69,00,65,00,77,00,65,00,72,00,2e,00,64,00,6c,00,6c,¥
00,22,00,2c,00,20,00,49,00,6d,00,61,00,67,00,65,00,56,00,69,00,65,00,77,00,¥
5f,00,46,00,75,00,6c,00,6c,00,73,00,63,00,72,00,65,00,65,00,6e,00,20,00,25,¥
00,31,00,00,00

[HKEY_CLASSES_ROOT¥Applications¥photoviewer.dll¥shell¥print¥DropTarget]
“Clsid”=”{60fd46de-f830-4894-a628-6fa81bc0190d}”

行末の「¥」マークは、改行が入っていてもデータは次の行に続いていることを示す場合の約束事です。

コピペした場合に、¥マークの後ろで改行されていない場合には、手作業で改行を入れる必要があります。

メモ帳にコピペした状態で次のようになっていればOKです。

このテキストの内容を適当なファイル名で保存します。ここでは「viewer.reg」というファイル名で保存してみました。

重要なのは拡張子の「.reg」です。ここはきちんとこの拡張子を使うようにしてください。

上記のレジストリ変更内容を書き込んだファイルが保存できたら、そのファイルをダブルクリックします。

すると次のウィンドウが表示されますので「はい」ボタンをクリックします。

内容に間違いがなければ次のウィンドウが表示されますので、「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。

以上でレジストリの設定は完了です。

既定のアプリを変更する

画像を今後は必ずWindows フォト ビューアーで開きたい場合には、既定のアプリの設定画面を使ってWindows フォト ビューアーを指定します。

設定アプリの「システム」の画面から「既定のアプリ」を選んで「フォト」のところをクリックします。

画像を開くアプリとしてWindows 10が認識しているアプリのリストのメニューが表示されますので、その中から「Windows フォト ビューアー」を選択します。

これでWindows フォト ビューアーが戻ってきます。

既定のアプリがフォトアプリのままでも、右クリックメニューの「プログラムから開く」->「別のプログラムを選択」のメニューからWindows フォト ビューワーを選択することも可能になります。

レジストリ変更で間違いがあると、最悪の場合Windows 10システムが起動しなくなるようなトラブルを招く可能性があります。この記事の修正の場合にはレジストリ修正用のデータ作成の際には十分な注意を払ってください。

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