UWP版OneNoteで数式関連の各種機能を利用する方法

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Windows 10版、またはUWP版のOneNoteには手書きの方程式を文字認識したりグラフを描いたりする機能が搭載されています。

ですがこれらの機能を利用出来るのはOffice365のライセンスを持っているユーザーのみ。使っているマイクロソフトアカウントにOffice365のライセンスが登録されていないと、この機能を使うための「数式」ボタンが有効化されません。

この記事ではOffice365ユーザーに開放される使い方によってはとても便利な機能、OneNoteの数式関連の各種機能の使い方を説明します。

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手書きの数式の認識

まずはOneNoteで手書きの数式を認識させます。

UWP版OneNoteはWindows 10搭載パソコンには標準でインストールされています。スタートメニューからOneNoteを起動します。

OneNoteの「描画」タブを選択するとコマンドの一番右側に「数式」ボタンがあります。

数式関連の各種機能はこのボタンから呼び出します。

手書きで適当な式を書きます。

コマンドの列の中で左から2つ目の機能を選び、手書きの方程式を選択します。

このあと「数式」ボタンをクリックすると手書きの式が認識されます。

この状態から数式に関する色々な機能を選択します。

数式機能で出来る各種機能

数式機能サブウィンドウの中で「操作の選択」をクリックすると適用出来る機能の一覧がプルダウンメニューで開きます。

グラフ化

「2Dでグラフ化」の機能を使うと、入力した方程式のグラフを自動で描いてくれます。

グラフを作った後「ページに挿入」ボタンをクリックすることで、ノートの方にグラフを貼り付けることが出来ます。

「インクを数式に変換」のボタンで、手書きの式を文字認識してテキストデータに変換した数式をノートに貼り付けることが出来ます。

グラフの下の「主要なグラフ機能」をクリックすると、非常に多彩なグラフに関する各種機能のリストが表示されます。

なんだかどこか数学の授業のような雰囲気です。

方程式を解く

手書き入力して認識させた方程式を解くことも出来ます。

「xを解く」を選ぶとこうなります。

「yを解く」を選択すると「線形方程式を解くための手順」の案内が表示されます。

キーボード入力で正しい方程式を作成

普通にキーボードから入力する場合には本当の形の方程式を簡単に入力することが出来ません。「xの二乗」といったものもxの肩に乗せる小さな2の数字をすぐに入力することが出来ません。

一般的なテキストでxの二乗と書く際には「x^2」などと表記します。OneNoteの数式機能ではこれを本来の記載方法に変換出来ます。

この機能を使うにはキーボードから入力した文字列を選択して、

数式ボタンをクリックすると数式のサブウィンドウに本来の形式の数式が表示されます。

こちらの数式に対しても手書きの数式と同様の機能が適用出来ます。

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