NuAns NEOのUSBホスト機能をチェック。PC周辺機器を色々つないでみた

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Windows 10 Mobile搭載スマートフォンNuAns NEO、日本国内で最初に携帯電話向けContinuumを利用可能にした端末と言うことで注目を集めています。

ですがこのNuAns NEO、地味にUSB端子が単なる電源供給用のコネクタではなく、きちんとインタフェースとしても使えるように作られています。

自分がパソコンの周辺機器になるだけではなく、NuAns NEOがUSB端子に接続した「周辺機器を使える」機能、USBホスト機能とか、USB on the Go(OTG)と呼ばれる機能が搭載されています。

今回はこれを利用するかたちで、手元にあったUSB接続可能なパソコン用周辺機器を、あれこれNuAns NEOに接続する簡単な実験を行なってみました。それでは早速レビューしてみたいと思います。

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(今回試してみたパソコン用周辺機器)

USB Type-C変換アダプタの準備

今回の実験の鍵になるのは、この小さなアダプタ。

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NuAns NEOのUSB端子はこれから普及が予想されるUSB Type-Cと呼ばれる、上下どちら向きにも差し込める便利なコネクタです。ですがこの端子はまだまだパソコンには普及していません。

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ですので今回はType-C端子をパソコンで一般的なType-A型端子に変換するUSB Type-C変換アダプタを購入して使用しました。

大容量USBメモリ

まずはELECOM製の64GBのUSBメモリを接続してみました。

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ごく当たり前のようにUSBメモリが接続できて認識され、中身もきちんとエクスプローラで確認・表示などが行えました。

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独自形式無線接続の英語配列超小型キーボード

つづいて、ゲーム用の左手キーボード代わりに利用することを考えて購入した、超小型の無線接続のキーボードを接続してみました。無線接続ですが一般的なBluetoothではなく、2.4GHz帯の独自の形式を採用しています。

こちらも当たり前につながってごく普通に入力が行えます。

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使用する前に物理キーボードのキー配列を英語キーボードに合わせておくことがキモになります。これで、コロン(:)やセミコロン(;)など、英語キーボードとJISキーボードとで配列が異なるキーも、きちんとキーボードの刻印通りの入力が出来ます。

Windows 10 Mobileで物理キーボードの配列の設定は、「設定」画面の「時刻と言語」から「キーボード」の項目を選びます。「キーボード」の中で「日本語QWERTY」を使うのがちょっとわかりにくい部分ですね。

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「日本語QWERTY」の設定項目の中で「ハードウェアキーボード」のプルダウンメーニューから「日本語キーボード」または「英語キーボード」を選択します。今回使ったキーボードでは「英語キーボード」を選んでいます。

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この辺りの設定がごくごく当たり前のように行えるところなんかは、やっぱりMobile版でもWindowsはWindowsなんだなぁ、と感じる部分ですね。

マルチメモリカードリーダ

ちょっぴり古いものですが、複数の種類のメモリカードに対応可能なメモリカードリーダも接続してみました。

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こちらもやっぱりなんてこともなく当たり前に接続できて、メモリカードに挿入したCFカードの中身を見ることが出来ました。

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ただ、実際にメモリカードが刺さっていないスロットもドライブとして見えてしまい、実際にカードが刺さってるのはどこだ?と迷う部分もPC用Windowsとそっくり同じ挙動になっています。
(メモリカードにボリュームラベルが付けられていれば、きちんと判別は可能です)

USBハブ

USB端子を分配して複数のUSB接続の周辺機器を使えるようにする、USBハブも利用可能でした。見た目がものすごくシュールな感じになっていますが、このような利用方法も実現できます。

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ただ、気をつけなければならないのは周辺機器で使う電力の容量です。USBコネクタから出せる電流量には限りがありますので、USBコネクタから電源を取るタイプの周辺機器をたくさんぶら下げるときちんと動作しない機器が出てきます。また電源はNuAns NEO自身になりますので、バッテリーの消費を早めることは言うまでもありません。

可能であれば、ACアダプタをつなげるタイプのハブ(セルフパワー)を使うのが良いでしょう。

USB DAC内蔵パワードスピーカー

Windowsなどを採用したパソコンでは、USB端子経由で音のデータをデジタル出力する形のスピーカーやアンプを接続することが出来ます。USB端子経由で入ってきた音のデジタルデータを、音のアナログ信号に変換する機器をUSB DAC(Digital Analog Converter)と呼びます。

手元に卵形スピーカーで有名なOlasonic製のウォークマン用クレイドル付きのパワードスピーカーがありましたので、このUSB端子にNuAns NEOをつないで音楽を再生してみました。

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こちらも拍子抜けするほどあっさりと認識され、USBケーブルを接続しただけでほかの設定の操作を一切行なうことなく、Groove ミュージックアプリで再生した音楽がスピーカーの方から出力されました。

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パソコンだと音の出力先を変更すると「再生デバイス」の設定を変えないときちんと音が出てきませんが、今回は設定をいじる必要が一切ありませんでした。

オーディオ的には厳密には音質の面で評判のあまりよろしくない、Windowsのサウンドミキサーを通るようで、NuAns NEO側でボリュームのコントロールが出来てしまいます。ただそれでも、NuAns NEO内蔵のスピーカとは数段違う良い音での再生が出来るようになります。

今回使ったスピーカーは話題のハイレゾ音源には未対応のものですが、対応している機器であればきちんとハイレゾ音源のクオリティでの再生も行えそうです。

キヤノンEOS M

今回試した中で残念ながら上手く認識されなかったのは、キヤノン製のミラーレス一眼のEOS Mです。

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パソコン版のWindows 10ではあとから特にドライバをインストールする操作を行なわなくても、デジタルカメラを接続するとそのまま認識されてしまいますので、少しだけ期待してみたのですがさすがに無理だったようです。

考えてみると、マイクロソフトがキヤノンのカメラのドライバを作成する訳がなくて、パソコン版Windows 10では他のメーカーの機器用のドライバをあらかじめマイクロソフトがそれらの会社から提供してもらい、それをWindows 10本体に同梱しているだけ、ということなのでしょう。

ですので、インテルのCPU向け(パソコン向け)のドライバは既に出来上がったものがありますが、Windows 10スマホのCPUのSnapdragonなど用に作成したドライバはまだメーカーの方でも用意していないということだろうと思います。

こちらはWindows 10スマホが売れれば、もしかしたらメーカーの方で対応を開始してくれるかも?というかたちで、将来に期待ですね。

⇒ NuAns NEO 公式サイト
⇒ NuAns NEO MVNOセット販売サイト(U-mobile)

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