Windows 10 Anniversary Update導入後は元のOSに戻せる期間が10日に!

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8月2日より、Windows 10のAnniversary Updateが提供開始されていますが、あまり大きく表に出てきてはいないものの、かなり重要な変更が1つ行われています。

Windows 7やWindows 8.1からアップグレードしたパソコンは、従来のWindows 10のビルドではアップグレードから30日間は元のOSに戻すことが可能でしたが、この期間が短縮されています。

元のOSに戻せる期間は10日に

Windows 10のAnniversary Updateからは、OSをアップグレードしたパソコンを元のOSに戻せる期間が「10日」だけに短縮されました。

大幅に期間が短縮となっていますので、アップグレードを行ったユーザは注意が必要です。

例えばこれをそのまま解釈するならば、7月29日に滑り込みでWindows 10へのアップグレードを行ったユーザーでも、Anniversary Updateを導入するとその時点で元のOSに戻すことが出来なくなる可能性があります。

次の画面のハードコピーは、8月3日にAnniversary UpdateをWindows Update経由で導入したPCの該当画面ですが、8月10日現在、既に「前のビルドに戻す」の「開始する」ボタンがグレーアウトして使えなくなっている上、「お使いのPCは10日以上前にアップグレードされたため〜」との記載もあります。

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駆け込みでWindows 10アップグレードを行ったユーザーは要注意

無償アップグレード終了間際にWindows 10へのアップグレードを行い、今後Windows 10を使い続けるかまだ迷っているユーザーはAnniversary Update導入には気をつけた方がいいのかもしれません。

MSの発表を厳密に解釈するならば、現時点でAnniversary Updateを導入すると、すぐに従来のOSに巻き戻す術を失う可能性があります。

Anniversary Updateには魅力的な機能がたくさん備わっていますが、導入はより慎重に検討した方が良くなったかもしれません。

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