いよいよAnniversary Update秒読み段階。Windows 10 IPビルド14366登場

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米マイクロソフトは現地時間14日、Windows 10インサイダープレビュー版に新しいビルドをリリースしました。PC版はビルド番号14366、モバイル版は14364となります。

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現在既にこのビルドはFASTリングに提供されていて、利用可能な状態になっています。

Edgeの拡張機能でOffice Onlineを提供開始

プレビュー版のブラウザEdge向けに、従来Outlook.comなどで提供されてきたWebアプリ版のOffice Onlineと同等の機能を持つ、拡張機能版のOffice Onlineが提供開始されました。

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新しいEdgeでは、Edgeの拡張機能もWindows ストアから入手する形になりますが、Office Onlineも既にWindows ストアに登録済みとなっています。

Office Mobileでは大きな液晶画面を持つノートPCやデスクトップパソコンなどでは、Office文書の参照のみの機能しか使えませんでしたが、Office Onlineならば機能は限定されるものの、新しい文書を作成したり、既存の文書の修正を行なったりすることが出来るようになります。

また、OneDrive上のファイルだけではなく、パソコンローカルのファイルの操作も可能です。

Windows ストアの改善

また、このビルドではWindows ストアのアプリも改善されています。

Windows ストアの性能が向上し、アプリのクラッシュやパソコンのリソースを食い過ぎる問題点が解消されているとのことです。

6月のBug Bashの予告

ユーザー参加型のバグ叩きプログラムであるBug Bashの6月版の予告も合わせて行なわれています。6月は、今回のリリースのビルド14366またはそれ以降のビルドがベースとなって行なわれることになるのでしょう。

これと合わせて、Anniversary Updateに向けては、このあとは大きな新機能の追加はないとの発表も行なわれていて、今回のリリースの形が機能面ではほぼAnniversary Updateの姿を示す形となる模様です。

いよいよAnniversary Updateが近づいてきた、という雰囲気が高まってきました。

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