意外に多機能な純正アプリ、アラーム & クロックの使い方

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Windows 10標準のアプリに「アラーム & クロック」があります。

機能的にはデジタル腕時計そのものですが思いの外多機能で、「アラーム」「世界時計」「タイマー」「ストップウォッチ」の細かな設定や操作が可能となっています。スマホやタブレットなどの時計系のアプリと同様の使い方が出来る、と考えてOKだと思います。

パソコンの大きな画面を利用すれば、ストップウォッチやタイマーなどの時間を大きく表示して、たくさんの人に見せるような形での利用も出来ますので、いろいろなシーンでの活用が可能になりそうです。

ここでは「アラーム & クロック」アプリの機能と使い方を紹介します。

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アラーム & クロックの起動

アラーム & クロックの一番初めの起動はスタートメニューの「全てのアプリ」から行ないます。
スタートメニューの目次の「あ」からたどると早いかもしれません。

AlarmClock00

アプリが起動するとこのような画面になります。

初回起動時はアラーム機能が最初に表示されて、アラームのサンプル的には「起床」という名前で一つアラームの時刻が登録されています。

AlarmClock01

それではそれぞれの機能を順番に見ていきましょう。
まずはアラーム機能から。

アラーム機能

アラームのセット

新しいアラームをセットするには画面の右下の「+」ボタンをクリックします。

AlarmClock02

下記の画面に切り替わりますので、ここでアラームを鳴らす時刻などを設定していきます。

まずは時間欄をクリックしてアラーム時間を設定してみましょう。

AlarmClock03

ここで時刻をセットして、チェックマークのボタンをクリックすると時刻が設定出来ます。
×ボタンでキャンセルです。

AlarmClock04

繰り返しをクリックすると次の画面に切り替わって、アラームを鳴らす日を曜日で指定できます。
セット後やキャンセルは何もない白部分をクリックすればOK。

AlarmClock05

サウンドをクリックすると、アラーム時刻に再生する音の種類を指定できます。

AlarmClock06

再通知時間はいわゆる目覚まし時計などのスヌーズ機能です。
1度アラームを止めたあと、次に通知するまでの時間間隔を指定します。

AlarmClock07

設定が終わったら右下のフロッピーディスクのようなボタンでアラームの設定の保存を行ないます。

AlarmClock08

アラームを鳴らす時刻を一つ追加できました。

AlarmClock09

アラームをセットした時間には、設定したサウンドで音が鳴るのと一緒に、通知のポップアップが画面の右隅に表示されます。

AlarmClock10

世界時計機能

時刻を知りたい場所(地名)を追加

世界時計機能に切り替えると、パソコンで設定したタイムゾーンに合わせて、今いる場所(ローカル)の時刻が設定済みになっています。
この画面の右下の「+」ボタンのクリックで、時刻を表示する地域を追加できます。

AlarmClock11

追加するには地名を入力すればOKです。

AlarmClock12

入力した地域の時刻が表示されました。

スタート画面にライブタイルを表示

また、設定した場所の時刻はライブタイルで表示する形で、スタート画面(スタートメニュー)に世界時計のタイルを表示することも出来ます。

スタート画面に表示したい場合は、設定済みの地名を右クリックして「スタート画面に追加」を選び、確認ダイアログで、OKを選べば追加されます。

AlarmClock14

スタートメニューに指定した地域の時刻を表示するタイルが表示されるようになりました。

AlarmClock16

現地時刻との指定地域との時差

世界時計らしく、設定したいくつかの地点のそれぞれの現地時間を同時に表示したり時差のチェックも可能です。
右下の「時差」のボタンをクリックしてみましょう。

AlarmClock17

下に時刻のスケールが表示されますので、ここで「ローカル時間」の時刻を選びます。

AlarmClock18

スケール上で選んだ時刻をクリックすると、上側の世界時計の「ローカル時間」が選んだ時刻にセットされ、その時刻に対応するほかの地域の時刻も一緒に表示されます。

AlarmClock19

タイマー機能

タイマー機能はカウントダウンタイマーとして利用できます。

AlarmClock20

上記画面で、時間の部分か、右下の「+」をクリックしてタイマーをセットします。

AlarmClock21

「期間」の欄をクリックすると、時間を設定するメニューが表示されますので、時間をセット後チェックをクリック。

AlarmClock22

設定を完了するには、右下の「保存」ボタンをクリックします。
ここでは16分30秒の設定を行なってみました。

AlarmClock23

スタートは時間の下の右向き三角ホタンです。

AlarmClock24

タイマーのカウントダウンと途中で止めて、設定時間を巻き戻してスタート地点に戻すには、スタートボタンの左隣の「リセット」ボタンを使います。

また、右側の「拡大」ボタンでカウントダウンする時間の表示を拡大することも出来ます。
拡大表示にするとデザインも変わってこんな感じになります。

AlarmClock27

タイマーセットした時間が経過すると、設定したサウンドとともに、右下に通知のウィンドウがポップアップします。

AlarmClock28

ストップウォッチ機能

ストップウォッチ機能は1/100秒までの計測が可能で、ラップタイム・スプリットタイムがいくつでも記録できます。

ストップウォッチは右向き三角の「スタート」ボタンで動かします。

AlarmClock30

ラップタイム・スプリットタイムは、左隣の旗のボタンで記録します。
「ラップ/スプリット」ボタンを押すたびに、それぞれの時間が記録されていきます。

AlarmClock32

拡大表示も可能です。

AlarmClock34

ストップウォッチの停止はスタートボタンの位置に表示される停止ボタン、測った時間をリセットするには「リセット」ボタンを使います。

AlarmClock35

「アラーム & クロック」のアラーム機能は、パソコンで使うことはあまりないと思いますが、冒頭で記載した通り、ストップウォッチやタイマー、世界時計はパソコンの大きな画面を活かして、いろいろなシーンでの活用が可能になりそうです。

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